『MMD劇団でペガーナの神々』一日目パートの制作メモ
【第11回MMD杯本選】MMD劇団でペガーナの神々の制作メモ。
(01)語り部
- レア様が『ペガーナの神々』の本を朗読する。多分この劇の言い出しっぺ。
- 最初はレア様をインザナ役にしようと思っていたけど、幼いキャラのほうがイメージに合いそうなので、レア様は語り手に。
- 予選動画を作っているときは、「ゆっくり」「棒読みちゃん」ことSoftTalkに台本を読ませて、そのwavファイルを使ってタイミング合わせをしていたのですが、どうしてもナレーションが欲しくなって、「VOICEROID+結月ゆかり」を購入。レア様のイメージに合わせて少女っぽくするため、デフォルト設定よりも少しだけピッチを上げてます(1.20)。アクセントを調整しつつ使用。特によく直したのが「鞠を」のアクセント。
- 本は「シロエの本(hal im2809882)」。Amazonで「ペガーナの神々」の書影を探して、表紙にテクスチャとして貼り付け。
- スポットライト的なものは「ライトアクセサリ(アラン・スミシー sm12412805)」。
スポットライトエフェクトが動かなくて、代用できるものを探していた。
- 静画イメージを作ったのは7/13あたり
- MMDの口パクに慣れず、結構苦労した
- Diffusion7とo_SelfOverlayで色と質感を調整。だいたいSi:0.5 Tr:0.5ぐらいで重ねる。
- BlackOutで暗転
- 見なおしたら、開始時0フレームで物理演算のせいで服がバサっと動いてますな。
- 最初のうちは背景に黒い画像を読みこませずに背景黒化(黒く見えるが実際には背景はα値付きの透過されている状態)だけでやっていたので、o_SelfOverlayをかけたら背景が白くなって悩んだ。ライトアクセサリのせいだとばかり思っていたが、実は背景が透過されてるせいだった。
- 文字入れはVideoStudio11で。フォントはニィスの曲水B。このシーンのみアニメーション付きの文字入れ。
(02)あまねく闇
- レア様ステージにモデル5体は私のPCには荷が重く、まともにポーズ付けができないので、一体づつ別のpmmでポーズをつけて、ポーズを保存して読み込ませた。
- モデルはガンダルフ、ポロミア、ライオニール、サリー、ようせいさん。
- zfogPostで画面を暗くして、PostRimLightで輪郭を表示
- Diffusion7とo_SelfOverlayで色と質感を調整。やってもやらなくても同じだったかも。
(03)インザナと鞠
- インザナ役はうさうさちゃん。マリエルさんとどちらにしようか少し迷って、服の色でうさうさに決定。
- まだ動かし方に慣れてないので、ソロソロと動きます。うさうさと鞠の両方をちまちまと動かして、持ち上げる動作。
- 黄金の鞠は「AL対応の球(letter sm16439941)」。モーフでオレンジ色にしてAutoLuminousで発光させて使用。これがあったから、ペガーナの動画はできたといっても過言ではない。アクセサリー作家さんありがとう!!
PMDエディタでサイズを1/2にして使用したが、よく見たらサイズを変えるモーフがついていた。 - セルフシャドウをつけているけど、PostPointLightも使って鞠からの発光の影響も表現。
- BlackOutで暗転
(04-a)螺旋階段
- 素晴しい螺旋階段(EndressStorm im3070424)をみつけたのも、この動画を作るきっかけになった。
この場面ではアクセサリ版をいくつも重ねている。このシーンを作ったときには、古い版のMMDを使っていたので、アクセサリの位置調整に苦労した。(ver.8.03では右下アイコンでアクセサリの位置調整ができる) - これを作ったときにはモデルにPMXアクセサリをくっつける方法を知らず、xファイル化するという知恵もなかったので、うさうさと鞠の両方を動かして持ち運ぶ動作を表現。なので、ときどき鞠が変な風に動くw
- 初心者のくせに階段を駆け下りる降りるモーションなんぞに挑戦。たどたどしい動きが、かえって幼女っぽくていいだろうと思うことにした。
(04-b)夜明け
(05)山々
- 「スカイドームいろいろ詰め合わせ(額田倫太郎 sm178748)」の夕日山つき.xを改変して使用。
- 擬人化された山々役はトゥイードルダムとトゥイードルディー。
- ダムとディーが山から抜けだしてくるのは、山のシルエットを貼りつけた板ポリの通り抜けで実現。
- 山のシルエットの板ポリを横から見るとこんな感じ。
- 画面が暗くなるのは、スカイドームのTrを1→0.01に変更することで実現。
(06-a)神々は尋ねる
- レア様ステージの空をzfogPostで暗くして使用。地面影を消さないで使ったら、床が変な灰色になって焦った。
- うさうさの表情に涙モーフがなかったので涙アクセサリ(bataki)を右目にくっつけて使用。位置合わせが大変だった。右目じゃなく頭にくっつければいいと気がついたのは、シーンを作り終わった後。表情アクセサリは、PMDEでモデルに組み込むことができるらしいが、このときはそんなの知らなかったし。
(06-b)泣くインザナ
- 涙アクセサリを頭ではなく右目にくっつけちゃったもので、うさうさが動くたびに涙の位置がおかしくなって、キーを細かく打って位置調整する羽目に。でもその御蔭で、涙が盛り上がってくる感じになったので、結果オーライってことで。
(07-a)ウンボロドムと雷
- ウンボロドム役は月(ユエ)さんのオリジナルキャラのライオニール。キャスティングに悩んで、最終的にライオニールに。なかなか良い感じになりました。
- 空を駆けていくモーションは難しかったです。IKを切ればよかったのかも。
- 雷役は大きめの犬モデルがシェルティしかなかったので、それで決まり。走りモーションが難しくて、足があまり動いてません。犬の走りモーションも配布されていると知ったのは、シェルティのシーンを作り終えた後。
- SelfThunderで、バチバチを表現。SelfThunder.xを地面に設定すると、バチバチが白く、シェルティに設定すると青くなります。
- 背景は自作テクスチャを貼りつけたスカイドーム。
- 疾走感が足りない気がしたので、ScreenBlur.xを使ってみました。