『MMD劇団でペガーナの神々』六日目パートの制作メモ
【第11回MMD杯本選】MMD劇団でペガーナの神々の制作メモ。
(21-1)大地と街
(21-2)濃霧と夜
- 魚眼レンズっぽく地面が歪んでいて、そこに濃霧と夜が立っているというのが脳内イメージだったので、ほぼイメージの絵ができて嬉しいです。
- 茶色の霧はHightFogPostエフェクトを茶色にして使用。
- 濃霧役は色変えをした「ゴースト (壱 im2887118)」
- 夜役は「黒魔術師のおっさん (壱 im3031651)」。ペガーナの「夜」は悪役でも小悪党っぽいので動きもそれらしく。
適当に動かしているだけなのに、モデルが精巧にできているせいか、妙にリアルになって不気味の谷が発生。自分で見てて気持ち悪い。 - カメラを大きく動かして、背景と濃霧役を消し、BlackOut.xで薄暗く。リアル世界と象徴世界の切り替えは割とうまくいったかな。
(21-3)夜が持ち去った
- 走り去るモーションは、「歩いたり走ったりスキップしたり ver3.0 (susuki sm21263509)」のH42-泣き走りA。そのままだとブーツがローブからはみ出してしまうので、手直ししました。配布モーションだけあって、素晴しい走りっぷり。
このモーション集には「犬の走り」も入ってたんですよね。もっと早くに知っていれば、シェルティの走りに使ったのに!
- この頃になってようやく、PMDエディタでpmxアクセサリを.xファイル化することを覚えまして、「AL対応の球」を夜役の「黒魔術師」の左ひじにくっつけてます。これで、走るモデルに合わせて小道具をちまちま動かす作業から解放されました。
- ただALでの発光色の制御の仕方はわからなかったので、鞠が白っぽいです。アクセサリの表面の色を変えるだけでは発光色を変えることはできないようです。
(22) 暁の子の懇願により
- 「懇願」というより「命令」というか「駄々」ですけどね。
- うさうさの他、モデルを6体読み込みましたが、ステージなしなので、なんとか動かせました。
- インザナがアップのときには、後ろにいるボロミアとライオニールは表示を消してます。
- 光っているのは色変えした「なんとけ粒子 (Furia)」と「なんとけ粒子ぐらで煙版(Furia)」。
- 一応全員少しつづ動いているんですけど、動いてるのがわからない人もいますね。
(23-1)スリッドと夜
- 手の上に乗せているのは、自作の「発光するプレヤデス」のアクセサリ。小さい球を適当に並べたものをメタセコイアで作り、xファイルに保存して、pmdエディタで読み込んで、材質の反射強度を108にして、名前をつけて.xで保存。
- 「プレヤデス」だけでは発光が足りないので、「なんとけ粒子ぐらで煙版(Furia)」で発光を表現。
- 周囲を見まわりつつ歩くモーションは自作。物理演算のせいで、腰布が荒ぶります。
- 夜役の黒魔術師がかかえている鞠はpmx版。オレンジ色を見せるため、アクセサリ版ではなくpmx版を使いました。位置調整が面倒なので、鞠をかかえた黒魔術師は動かさずにカメラアングルでごまかし。
(23-2)ヨハルネス=ラハイ
- モデルは「サリー」。杖は「魔法的な杖 (Cloud9 im2339561)」の「杖2」。ティアラ「冠セット(Cloud9 im2746351)」の「ティアラ緑」。
- 歩きモーションは自作。
(23-3)リンパン=トゥングと鞠
- 「ようせいさん」が持っている杖は「星形サイリウム (まきがね im3081054)」に「なんとけ粒子ぐらで煙版(Furia)」を付けたもの。サイリウムも発光してるのですが、なんとけ粒子のせいで見えない。
- 「ようせいさん」の足はどっち向いているのか分かりにくく、歩きモーションつけるのは難しい。これも途中で、歩かせ方が分からなくりました。
- 夜が小さなようせいさんに怯える様子が出せればいいなーと思いながらモーションをつけましたが、途中で足IKがからまって、なんだかぐちゃぐちゃに。仕方ないので、ローブの下に足を押しこみました。
- 向きをかえたら、物理演算でローブが妙に膨らみましたが、これはどうしようもない。
- どういう理由か不明ですが、表示を消しているにもかかわらず、ときどきスリッドの持っているパーティクルの残像が映り込んでしまい、aviを何度も出力し直しました。前にも書きましたが、発光系パーティクルを使っている場合は、カット単位でpmmを分けるべきなのかも。