マジック・リンレン改造メモ

→本編についてはこちら:第12回MMD杯本選『マジック・リンレンの仲たがい』投稿

マジック・リンとマジック・レンのモデルは、june30june30さんのVocaloidsMiniモデルを改造しました。

改造作業の参考動画はこれ。


具体的には、リンとレンの頭のヘッドセットを取ってカイトの耳を付け、カイトのボディ上半身(コートと手)にリン/レンの下半身を継ぎました。

手探り状態での作業でしたので、最初のうちはボーンの繋ぎが分かっていなくて、レンのマフラーが変なところに繋がって、モーションを流し込むと妙な動きをしたりしました。
(カイトのマフラーは、カイトの後ろ髪のボーンにくっついているのですが、レンの頭にはそのボーンが存在しなかったのです)


耳のテクスチャは、元の設定のまま(つまりKAITO用のテクスチャ)だったので、テクスチャファイルをコピーし忘れて、妙に耳だけ白いまましばらく作り続けていました。


以下、改造手順。リンもレンもほぼ同じ作業ですが、リンの場合は、服のフリルを残しました。
ただ、外に出る部分以外も残したところ、上半身ボーンを回転させたときにフリルがコートを突き抜けてしまったので、見えない部分は削除してしまったほうが良さそうです。

(1)KAITOの耳だけのデータを作る

PMDEでカイトのモデルから耳だけ残したデータファイルを作る。


(2)レンの頭と下半身だけのデータを作る

PMDEでレンのモデルから頭と下半身・足だけを残したデータファイルを作る。ヘッドセットは削除。
ベルトなど、コートの外に突き出しそうな部分は、この段階で削除してしまう。


(3)レンの頭にKAITOの耳をくっつける

PMDEで(2)のレンのファイルに追加で(1)のカイトの耳ファイルを読み込み、耳レンの頭にくっつける。
ウェイトは設定済なので、自動的にくっつく。


(4)データを整理

Pmx編集モードのメニュー「ファイル」-「PMDXデータの状態検証」で、耳をくっつけたデータのボーンや剛体などの重複部分他を修正してから別名でSAVE。

(5)コートのデータを作る

PMDEでカイトのモデルからコートと腕だけ残したファイルを作る。ボーンや剛体の削除のし過ぎに注意。

ボーンが残っていれば、継ぎ合わせたときに自動的にウェイト(パーツの連結情報ですね)が設定されますが、それが削除されてしまうと、自分で設定しなくてはならず、すごく大変。

センターにくっついている(頭、首、上半身などの)一連のボーン、マフラーなどの付属品がくっついている元のボーンは削除せず、残しておくこと。重複部分はあとから削除できるので、明らかに不要な部分以外は残しておいたほうが安全。下手に削除すると、子ボーンが変なところにくっついたりしますし。



(6)コートのテクスチャを変更

画像編集ソフトで、コート部分のテクスチャを変更する。
左がKAITO用の元テクスチャ、右が変更したテクスチャ。


(7)コートと頭&下半身をくっつける

PMDEで(5)のカイトのコートのデータに、(4)でSAVEした頭と下半身のファイルを追加で読み込む。剛体やボーンを整理する関係で、胴体に頭と足を追加したほうがあとの作業が楽。

お腹の部分肌色でしたが、服用のテクスチャに変更。


(8)データを整理

Pmx編集モードのメニュー「ファイル」-「PMDXデータの状態検証」で、くっつけたデータの重複部分他を修正してから別名でSAVE。

(9)MMDで検証

この段階でpmxファイルをMMDに読み込んで、モーションをいろいろ流し込んで検証。
ウェイト塗り忘れがあると、その部分が突き出たり、動いたのに取り残されたりします。 

(10)帽子を作る

メタセコイアで魔女帽子を作成。xファイルとしてSAVE。


(11)帽子をくっつける

PMDEで(8)のファイルに(10)の魔女帽子データを追加で読み込み、帽子全体を頭ボーンにくっつける。

はみ出る髪の毛は削除。

最初は材質のToonを設定していなかったのですが、それだとMMDにもっていったときに、ベタっとした質感になってしまうので、コートと同じToonを設定することにしました。

→本編についてはこちら:第12回MMD杯本選『マジック・リンレンの仲たがい』投稿