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クリスマスの妖精なショタカトさんモデル

桜日梯子先生の· 2020年12月13日のツィートの「中目黒に棲むクリスマスの妖精(冷え性)」のイラストを元に、「クリスマスの妖精なショタカトさん」モデルを作りました。

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以下作成メモ。
赤いコートは、メルフィさんのドレスの流用が無理だったので、一応自作です。
袖は既存の服のものを使い、スカート部分を作成。袖口と裾のふわふわは、一列分をコピーして厚みをつけて、曲面タイプ1で曲面化しました。
フードは、ミカノん式着ぐるみパジャマのフード部分を流用しています。耳部分は自作のニャカさんモデルのもの。
本物の幼児のプロポーションに近づけたかったので、ボディ部分は1.3倍でヘッドと合体させています。

コートのスカート部分の物理演算は、曲面自動設定プラグインを使用して設定しました。
以下、参考にしたブログ・動画。

sobagara.hatenablog.com

ch.nicovideo.jp


下記の曲面自動設定プラグインの使い方説明の動画を見ながらスカートの物理演算指定を設定。

PMXEでモデル表示。「正」を押してパースを切る。
スカートと裾部分のみ表示した状態で、「編集>プラグイン>曲面自動設定プラグイン」。

基本設定画面の「選択頂点・モデル取得」で、頂点取得。分割数は初期設定の、円周方向:8、高さ方向:4。スカート接続のボーンと剛体は上半身。
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詳細設定の制御面の設定は「曲面を筒状に閉じる」。
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この状態で「基本・詳細設定適用」をクリック。
剛体・ジョイントを表示して、「制御点編集開始」をクリック。
制御点をスカートの位置に合わせる。
「制御点編集完了」をクリックすると剛体とボーンが制御点に合わせて設定される。
いい感じになるまで修正。剛体はポリゴンの内側にあったほうが貫通しにくい。

「ファイル>一部のみ開く>パラメータ設定」で、曲面プラグインフォルダ内のパラメータファイルを指定。今回は貫通対策.xmlを使用。
「パラメータ設定適用」を押す。

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袖のあるコートですが、袖部分をスカートにめり込ませることでマント的シルエットになるように、影が出ないように材質の反射色と環境色は、0:0:0として、フード内側以外はToonも設定していません。
袖と裾のファー部分にはToonとセルフ影を設定しているので、そんなに平面的な印象にはならないようです。
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ポケット部分はポリゴンではなく、テクスチャで描いています。

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ポンポン付きリボン部分は別に作成し、外部親登録でコートにくっつけていましたが、後で合体させました。
ポンポンの毛皮っぽいもこもこは、改変したビーム式ファーシェーダを使用しています。

リボン輪っか部分の剛体設定
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リボン紐部分(ポンポン含む)の剛体設定
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リボン紐部分のジョイント設定
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リボンポンポン部分ジョイント設定
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たまにコートにめり込みますが、この設定でなんとなくいい感じで動いてます。