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編集PV『幻影残光』を投稿

動画を投稿しました。白ルカとアペンドレンのSFドラマ仕立てのエディットPV完結編。力いっぱい「おねショタ」です。

Project DIVA F】幻影残光【編集PV】 (3:28)
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http://nico.ms/sm21136373

前回投稿した、『ルカとアペンドレンで予告編風ドラマ』(sm21090783)の完結編になります。
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制作裏話:『幻影残光』の設定とか

白ルカさんとアペンド君の動画の設定は、吉田直トリニティ・ブラッド』と麻城ゆう《特撮司法官》シリーズと志賀公江『ルルが風にのって…』と009と禁書目録のシスターズの設定なんかを頭のなかでガラガラポンしたものです。

KAITOのセクハラ軍人は「iMPErIAL PaRaDE」のエディットPV(http://nico.ms/sm20926769)が頭にあったせいだと思いますが、「トイ・ソルジャー」という言葉だけがどっから出てきたのか分からない。ポンと出てきたので、何が元だったのか分からない。


さて、設定です。

えーと、ルカさんにセクハラしようとしてアペンド君に阻止されたセクハラ軍人は、中央に戻ってからいろいろ手を回してルカさんに対して中央への召還命令が出されるように仕組みます。その命令にはアペンド君は置いてくるように、護衛が必要だってんならこっちで同タイプのサイボーグ用意するからとの但し書き付き。
(セクハラ軍人はルカさんをアペンド君から引き離して、自分とこ連れ込んであんなことやこんなことしようといろいろやらしい妄想をふくらませておりますが、おめーの思い通りにゃなんねーよ。)


召還命令を見たルカさんは、亡命を決意します。
中央に戻ってセクハラ軍人に何されるかなんて大体想像つくし、何より自分の庇護を離れたらアペンド君がどうなるか分からないから。
ちなみに亡命は急に思いついたことじゃなくて、もともとその計画があったから、わざわざ国境近くの研究所に来てたんですな。


ルカさんのいる国は5年ぐらい前に軍事政権ができて、そのときにアペンド君たちのクローン保育所も軍部に接収されて、クローンは軍事転用されたんです。
ルカさんは両親を早くに亡くして、国の研究機関で育っていて、なんかすごい研究して(そもそも何の研究者なんだろう)、軍部から認められてて大佐と対等に話せるぐらいの権限はもってる……という設定。
でも国外の研究者仲間からは「あまりその国にいないほうがいいよー、こっち来て研究しなよー」とかいわれて心が揺れて、計画だけは立ててたりする。
母国に対する忠誠心はないけど、かといって他国への希望もない。一人で亡命は無理だから協力者が必要だけど、そんな信用できる奴見つからないしー、と、うだうだ過ごしているときにアペンド君を拾ったわけです。


ルカさんがアペンド君を見つけたのは偶然で、拾ったのは子供の形をしたものを放置しておくのが忍びなかったというのが主な理由ですが、無意識に護衛に使えるかもなーと考えていたかもですね。
アペンド君が落ちてたのは、反政府ゲリラとの小規模な戦闘があった場所。人間の死傷者はさっさと運びだされましたけど、サイボーク兵士はしかるべき権限のある人じゃないと触っちゃいけないことになっているので、放置されてたんですな。3日か4日ぐらい。
ルカさんは車で通りかかって、「アレは触っちゃいけないことになってますー、危ないですー」と止めるお付きの兵隊さんを「私は権限もってるわよ!」って振りきって、ずかずか近寄って、命令を与えちゃいました。もしかしたら、ものすごく怒ってたのかもしれないです。「そんなこと」が起こる状況すべてに対して。


で、アペンド君を拾ってからは、アペンド君を構うのに夢中になって、亡命とかどーでもよくなってたので、計画はペンディング中だったのであります。


ルカさんが亡命する予定の国は(都合よく)クローンにも人権が与えられているので、そっちに行ったら、アペンド君と別れようと思っています。なぜならば、アペンド君の心理制御が外れたことを知らないルカさんは、自分がいると無意識に命令を与えて支配してしまうと危惧しているから。
アペンド君を内心わんこか人形のように思っていたルカさんは、彼が人間であったことに気づいて罪悪感を感じています。その上、好きになっちゃったから、愛し返して欲しいんです、自発的に。でもルカさんを命令者として認識する心理プログラムが走ってたら、そんなの無理じゃん。ってことで、混乱したルカさんは「別れる」を選択するんですね。
反抗期のアペンド君に一蹴されますが。


予告編にはルカさんの心情を表すエピソードが抜けてるなと思います。
セクハラ軍人が来る前に、もうひとつぐらいエピソードあってもよかったんですが、尺の関係もあるし、いいエピソードが思いつかなくて入らなかった……。。予告編のラストにつながるような、歌を使ったやつがいいんだけど。