エレホン番外地(改)

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エディットPV『Black Widow』を投稿

無謀にもDIVA Fのレンモジュールで大人な歌詞のルカ&レン曲にチャレンジ。
生徒会執行部レン君に年上の女性をたぶらかす悪い男の子を演じてもらいました。
島下博文(бεб)Pさんのルカ&レンオリジナル曲『Black Widow』のエディットPVです。

Project DIVA F】Black Widow【エディットPV】
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http://nico.ms/sm20988956


原曲はこちら。
鏡音レン巡音ルカ】Black Widow【オリジナル】


DIVAでエディットを始めてからずっと作りたかった作品なのですが、DIVA-Fのレンモジュールは14歳体型なので、大人っぽい曲は無理かなと躊躇しておりましたんです。でも、りべりさんの作品を観て、イケルと確信してハイテンションでGO!
早起きして余暇を全部つぎ込んで4日で仕上げました。
自分でもびっくり。勢いってこわいね。


そもそもDIVA Fのエディットを始めたのは生徒会執行部モジュールの動画を見たかったからなので、念願かなって満足です。自給自足できるって素晴しいw


今回のエディットPVは自分で作ったんだけど、自分で作った気がしない。半分くらいDIVAの女神様に手伝ってもらったような気がします。レン君モジュールのアドリブ演技もいくつか入ってるし。詳しくは制作メモで。

制作メモ

書いている私だけが楽しい『Black Widow』制作メモ。


■曲選択
一作目の「下克上(完)」を作った後、ルカレン曲をやりたいなと思って検索していて、この曲があったのを思い出しました。
発表当時にマイリストしてます。島下博文(бεб)Pさん(P名は「読めないP」と読む)のレンの調教好きなんです。

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■構想
DIVA-Fのモジュールがこんな大人な内容の曲に合うかなとも思いつつ、この曲のためにあるようなバタフライステージを見つけてしまい、技術が身についたら作ってみようと、構想を練ってみたり。
レン君はかっこかわいい悪い男の子でルカさんはひたすらエロく。


■モジュール選択
レンモジュールはトリッカーか生徒会執行部、ルカモジュールはアムールか紅玉。
トリッカーは尖り耳で除外、紅玉はセクシーすぎるので、アムールを選択。
身長差が難だなと思ってましたが、身長設定をOFFにできることを発見して問題解決。KAITOMEIKOとリンレンとだとアンバランスになりますが、レンとルカなら身長設定OFFでも、それほど違和感なし。


■設定
レン君はお金持ちのお坊ちゃま、成績優秀品行方正明るく優しい生徒会執行部、でも裏ではいろいろやってる狡猾な悪魔のような美少年。(高一ぐらいの設定で)
ルカさんは、家庭教師にきて彼に魅入られてしまった女子大生。
船戸明里『アンダー・ザ・ローズ』の次男坊と先生みたいな感じで。
基本的にレンはルカの身体にしか興味ないので、口説くときにしか彼女の目は見ない。ただし他人の心を支配することには長けているので、テクニックとしてはいろいろやる。ルカは恋しているから常に彼を見ている。

そういうコンセプトなので、なるべく二人の目は合わさないように、並べないようにする。常にレンが上位。
生徒会執行部モジュールは、プロポーションが14歳なので、それが分からないように。目は全開にしないで常に20%以上閉じる。頭頂部が切れるように映す。

というような方針を決めて、作品キービジュアルシーンを作りました。
バタフライステージと、意味深な赤いソファのステージを使うことに決定。
いろいろモーションを試して、色っぽいシーンは、テスト用のファイルに作り貯めました。


■シーン作成
最初に作った作品キービジュアルシーンを移動させるのが面倒だったので、イントロの14秒で色っぽいシーンがいくつか挟み込まれることになりましたが、二人の関係を先に出しておいたほうがキャッチーかもなと思ったので、そのまま。



バタフライテーマステージのライトを蜘蛛の網に見立てて、生徒会執行部モジュールの背中!! 生徒会執行部はねー、服のシルエットがかっちりしてるから背中がかこいいのっ!!

そして、バタフライテーマステージのライトを羽に見立てて、ティンカーベルのように見えるルカさん。



0:08あたり。サムネに使った、蜘蛛の網のライトを背にしたレンとルカ。原曲のサムネイメージもちょっと意識してます。



0:09。レンの顔のアップ。ワルっぽい顔につくれて満足。
そしてルカさん。まだレンの毒牙にかかる前ですな。


レン君のドヤ顔がいっぱいで、作っていて、本当に楽しかった


1:08あたりのアップは「ふふふ、レン君がこんなに可愛い顔を見せるのは、ここだけなのよー」とか思いながら作ってました。
ちなみに一宵過ごした後の朝という設定。次の瞬間に表情が変わる。


■使用モーション
サムネに使った場面は、エロそうに見えるシーンってことで、ルカ「座って居眠り」+レン「挨拶1」。この組合せは随分使った。

  • ルカ「腰掛け考えごと」+レン「男性歩き2」ですがりつくルカさんを実現。
  • ルカ「バラード1」+ レン「ループモーション」で立ち姿のラブシーン。
  • ルカの腕を人差し指でつつつーとするのはレン「ループモーション2」(ここはたいへん気に入っている)
  • 2:16のソファに座っているルカさんは「バレエ2」。実際は座っているっていうか、刺さっているというのが正しいが。カメラのフレームの中でらしく見えればそれでいいんである。レンの手は「棒振り」。位置を調整したら掴むシーンが凄くうまくいった。
  • 2:23、レン君はソファの上で「阿波踊り1」、ルカさんは「バレエ2」のポーズ。「阿波踊り1」ってこんな風に使えるのなーw 「屈伸ダンス」ともに貴重な屈み込みモーションですよ。
  • 2:26、レン「演技2」ルカ「扇子持ち1」。クルッとまわるルカはタイミング調整した「フラメンコ5」。
  • 最後の色っぽいシーンは、ルカ「腰をかけて居眠り」とレン「挨拶1」。
  • レンの背中立ちは「怒る2」。ソファに寄りかかっているところも。
  • ティンカーベルルカさんは、どれも「悲しい2」です。
  • レンのダンスは最初は「男性アイドル系ダンス3」と「テクパラ3」、背中向けているところは「テクパラ2」+「ループモーション2」。
  • ルカさんのダンスは「バレエ1」。バレエモーション好き。
  • 冒頭でちらっと映るレンの手は「上半身ループ2」ですが、あれはイマイチ。ルカさんの髪を撫でるような感じにしたかったんだけど。


■使用エフェクト
レンモジュールの頭の大きさを隠すために「上下帯」を多用。
不自然さをごまかしてバランスをとるためにルカさんのときは「左右帯」。
色っぽいシーンには「画面フィルター5」。粗かくしと、せめてもの良心というのは嘘で見えないほうが想像力を刺激するから~。
ルカさんにからみつくのは「暗い縁取り」。せっかくなんで、「ピンクの吐息」も使ってみました。


■ステージ
ステージ切り替えを多用しましたが、「バタフライテーマステージ」と「ソファーのある部屋」では光源が違うせいなのか、キャラクターの質感が違って見えて、ちょっと変わった効果になったと思います。個人的にはプラスチックっぽく見えるバタフライステージより、ソファーのある部屋の質感のほうが好き。


■レン君のアドリブ演技
シーンを作るときには、モーションの再生速度を1~2%にしてやっているのですが、静止していないのでプレビュー画面で思わぬ動きになったりします。


最初に驚いたのが、ルカ「バラード1」+ レン「ループモーション」を使っての立ち姿のラブシーン。
プレビューしてたら、レンの手がルカさんの腰のほうへつつつーっと動いた! 
びっくりして「お母さんはあんたをそんな風に育てた覚えはありませんっ!」とか口走りそうになった。いや、育ててないから。


次に驚いたのが、レン君がすがりつくルカさんの手をするっと振りほどいちゃったこと。なにそれーっと思いましたよ。
実際には使っていた「男性歩き2」のモーションのコピペが残っていて、モーションが切り替わっただけだったんですけど。
でもそれって、すがりつくルカさんをウザいと思ってるってこと? と、思ったのでレンがちらっと見下すシーンを追加。
そうしたらその後の展開もするすると出来上がってしまいました。悪い男は飴と鞭を使い分けるんですよ。


あまりにあまりなので、採用しないというか映らないようにしましたが、最後のルカ「腰をかけて居眠り」とレン「挨拶1」のシーン、設定位置によってはレンの手がルカさんのスカートを突き抜ける~。
というか、あの服、スカートの真ん中が短くなってましてね、エロス溢れる構図になってしまうので、カット。

■反省点
他の方の作ったPVを見ていて気がついた。
なぜ私はもっとルカさんの胸を映さなかったんだーーーー。あんなにエロいのに!
とりあえず元ファイルは直しましたけどね。次回があったら頑張りますw

[DIVA-F] 脳内設定のお話

私の脳内では、『Black Widow』のPVはレン君の「お仕事」なのです。頑張ってお仕事して、ミクさんやKAITOに「レン君やるじゃーん」とかいわれる中、なぜかリンちゃんが3日ぐらい口きいてくれなかったりするの。(そのうちドラマにする)

DIVA-FエディットPVの過酷な撮影現場。
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「監督に『こどもっぽくなるから目を全開にするな』っていわれて、ずっと半目になってた。ルカさんは半日以上ソファに刺さってたし、なんかすげー大変な撮影だった」と、レン君 。