エレホン番外地(改)

MMDその他の話題を載せておくところ

MMD漫画『The previous day』

ニコニコ静画MMD静画とMMD漫画を投稿しました。

男ボカロがふたりでいるけど、BLではないです。Not BL,but 友情。
状況説明。まだV3がやってくる前のお話。
V1エンジンのボカロはV3へはバージョンアップできないことを知って落ち込むKAITO兄さんと、心配してやってきたものの掛ける言葉が見つからないので、そのへんにあった雑誌を読む振りをして取り繕うがくぽさんのお話。



ニコニコ静画版:http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3494591



ニコニコ静画版:http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3494601


Model:YM式KAITO ver.2.3 / YM式神威がくぽ ver.1.3
Effect:Diffusion(そぼろ) / LightBloom(くるりんぽん)
Accesorory:いろいろ動く雑誌(moromi im2412515) / オットマン(ツチネコ im3076651)
雑誌静画用Model:キオ式MEIKOローレライ (キオ/紅い石) / うさうさ (かにひら)


その漫画版





ニコニコ静画版:http://seiga.nicovideo.jp/watch/mg72832

ニコニコ静画に投稿したほうがサイズは大きいです。




以下、制作裏話。
KAITOファンの麻弥さんとKAITOの妄想ネタで盛り上がり、盛り上がった勢いで、DIVAのエディットを利用して漫画を作っちゃったのが、前回までのお話。


詳しい話はこちら。
2013-10-08 DIVAエディット漫画『V1/V3』を投稿


原案の麻弥さんのトークにはいくつかネタが含まれていて、その中に「がくぽとか他の男ボカロと楽しそうに話してるV1をみて、積み重なった時間の差にうちひしがれているV3」というのがありまして、面白そうなので「じゃあ、次はレンやがくぽと会う話を……」と、限定公開の日記でシナリオを書いていて、がくぽのキャラが掴めないので(レンは私の脳内レンを使う)、「がくぽのキャラを設定してくださーい。そぃやー!!」って麻弥さんに丸投げしたのですね。


そうしたら忙しい人なのに凄い速さで返事がきました。
「いい人だけど口下手で朴訥なキャラ。ハイジにでてくるヨーゼフ(犬)な感じ」
セントバーナード犬なのか!? 超絶美形なのに口下手って、十二国記の景麒みたいな感じか。うまく表現できないだけなのに、周りに勝手にクールと勘違いされるタイプ。


じゃあ、その方向でやってみますといったところで、前日譚として「落ち込んでいたKAITOのそばにがくぽがきて、声はかけないけどずっと寄り添ってくれました、みたいなことがあったり」(だから、ヨーゼフ(犬)なんですね)という、ワタクシ的にとんでもなく萌えるシチュエーションが投下されました。
KAITOは色々悩んだ挙句、V3は自分にとっては弟なんだから、大事にするんだ!と決心して」という設定付き。


「わー、そのシーン見たい、見たい、見たい! 作りたい! DIVAエディットじゃ座りモーションがなくて無理だからMMDでやります!」と、自分が見たいから盛り上がるワタクシ。


最初は場面を作りたくて、静画だけを作るつもりでした。
ソファに座るシーンを想定していたのですが、麻弥さんから「寄り添って…は、背中とか肩とか、ちょっとだけ触れるような感じ」と状況設定がこれまた光の速さで届きまして、それだとソファより背もたれなしのスツールで、他にも椅子があるのに、KATIOが座ってる横に顔をあわせない向きで座って黙って雑誌読んでるとかかなーと思ったので、早速モデルとアクセサリを探し始めました。


DIVAのエディットでやってるほうと違って、こっちはBLではない(ともかく作ってるほうにそういう意識はない。正確には「この二人は恋愛関係にはないよ、カップリングは別にあるから……」ですけど)ので、MMDで作っても問題なかろうと思いましたし。


MMDKAITOとがくぽモデルは色々ありますが、両方のオリジナル衣装のモデルであること、KAITOにV1とV3があること、DIVA Fのモデルとできる限り印象を合わせることを念頭に選んだ結果、YM式のKAITO神威がくぽを使うことにしました。


モデラーさんの許可を得て再配布されているバージョン(紹介動画 sm19579772)をDLしたのですが、最新版はニコニコ動画のコミュニティ(YM式倉庫)経由で配布されていますよとの情報をいただいたので、KAITOはver2.3に差し替え。神威がくぽの最新版の配布は停止中とのことでしたので、再配布されていたver1.3を使用しています。


椅子は「ツチネコさんのモノトーン家具(http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3076651)」のオットマンを使用。背景はシンプルに、TKさんの「グリッドフロア(http://www.youtube.com/watch?v=DFibDsMKxpk)」。
がくぽが読んでいる雑誌は、 moromiさんの「いろいろ動く雑誌(http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im2412515)」


恋愛関係にはない友達の関係で不自然でない、ギリギリに近寄れる位置にふたりを座らせてみました。
KAITOが身を起こすと肩が触れるぐらいの距離。
YM式KAITOの背中がセクシー……。(背中萌え)


がくぽが読んでいるのは『FROU』って女性ファッション雑誌の「女子力アップ夏コーデ」特集号です。口実に使う雑誌をてきとうに持ってきたら、それだったという……。
仕方ないので「特集:うさうさと行く森の旅」とかそんな記事を読んでいます。
この雑誌のアクセサリーの画像を作るのが一番手がかかりました。


静画だけのつもりでしたが、作ってみたら、漫画まで出来そうな気がしたので、ネームづくりにGO。
麻弥さんが設定した「V3を弟として大事にすると決心したKAITO」と、後日譚として出す予定の旧型としての苦悩のエピソードを踏まえて、バージョンアップできないことを知ったKAITOの2ページ分のネームを作り、その後がくぽとのやりとりを入れて、V3への思いを語らせたら、KAITO V1がすごくけなげな性格になってしまいました!! うわーん、なに、この子! けなげ過ぎて泣く!
死亡フラグ立ちまくりな感じですが、続きがDIVAエディット漫画『V1/V3』ですから、大丈夫。V1は結構しぶとい。


原稿を見せた麻弥さんからも「めっちゃ切ない……」という感想をいただきました。
その後のコメントが「後づけ(設定)なのに!」で大笑い。
そうでした(笑)! 
自給自足できて幸せです。


ちなみにKAITOとがくぽのマスターは、カバーメインでネタ動画を多めに投稿しているけれど、本気だすと神調教出来る、架空のボカロPです。(麻弥さんの設定にはモデルになったPがいるのですが、その設定のままだと私が話を作れないので、だいぶ変更しました)
レンは持ってなくて、バナナイスな曲をやるときは他のPとコラボしたりしてる……という設定。