エレホン番外地(改)

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エディットPV『KAITO/Re-rewind』を投稿

【DIVA F】KAITO/Re-rewind【エディットPV】
D
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22108550


独自すぎる設定を付け加えてしまい、元動画の作者様には申し訳なく……。

『Yes Yes』をエディットするときに、ジーニアスならむしろ『Re-rewind』のほうがいいんじゃないかと言われ、最初はジーニアスを使って、聞き役にギルティという配役を考えていたのですが、元動画のコメントにあった「スタイリッシュダメ男」がツボにはまったので、公式PV公認ダメ男のギルティを主役に配役交換。結果としてこれで正解。


特に夜の街をひらひらと歩きながらナンパするのはギルティだけに許された特権で、他のモジュールでやると職質間違いなしの不審者。
特にジーニアス先生が白衣着てナンパした日にゃ……。


運命の赤い糸で繋がった女を探しているんだと永遠の狩人を気取っているスタイリッシュダメ男の歌ですが、PVでは、その糸が隣にいる男に繋がってるのに気がついてしまった話に(無理やり)仕立てあげました。つまり ほも です。

もともと男二人を並べて深読みできるように……という意図はあったのですが、配役を決めたとたん設定が降ってきて、こんなことに……。
こんなPVにしたいんだと、限定公開日記で語ったところ、本物の貴フ人の麻弥さんがさらにギルティとジーニアスは幼なじみの従兄弟という設定(→詳細)を付け加えてくれました。


状況説明。
ギルティは女をとっかえひっかえするプレイボーイです。その従兄弟のジーニアス先生は、カミングアウトしていないゲイです。そして隠してますがギルティが好きです。
ギルティはジニ先生がゲイなのにも自分に好意を抱いていることにも、うすうす気付いています。
ギルティは女と上手く行かなくなるとジニ先生の部屋にやってきて愚痴っていきますが、彼は実は自覚のないバイです。


さて、浮気がバレてフルボッコにされたギルティは、今回もジニ先生のところに愚痴りにきました。
自分の性的指向を認めたくないギルティはジニ先生と自分自身に対して予防線を張ります。
「僕は運命の女性を探しているんだ」


でも、いい気になってしゃべってたら、ジニ先生が拗ねちゃったんですね。
拗ねたというか、傷ついたっていうか。お前が女のことを語るのなんか聞きたくない……というわけです。
で、「もういい、出ていけ」という。
ギルティは焦ります。もともとジニ先生の部屋に来るために無意識のうちに女とトラブルを起こしていた可能性なきにしもあらずで、ジニを失いたくはないんです。


だから、I just want one lady と歌いつつ、気もそぞろ。
Can you believe it?
さっきのは修辞的疑問文だったけど、こっちは本物の疑問文。
……というか返答を待ってる。さっきから相槌も打ってくれないので。


ラップのハイパーギルティタイムは過去です。せっせとガールハントしていた記憶です。でも気がついちゃった。そんなことしてても、ちっとも楽しくなかったことに。そして、My wonderlandがどこにあるかに……。
いろいろ気がついちゃったけど、いまさら引込みがつかないので、Undefind lady will be mine って歌ってます。でも、たぶんもう幻の女はどうでもいい。


運命の赤い糸が繋がっている/繋がっていて欲しい先がどこかも分かっちゃった。
だから I just want one lady ……(ここで幻の女は退場です。残るのはギルティとジーニアスのふたりだけ)に続く、Can you believe it? は、「それを信じる?(信じないでよ。嘘だから)」の意味が隠れていたり。


Filled Love and life のフレーズは4回、Can you believe it?は3回出てきますが、どんどん意味が変わっていくように解釈してみました。


最初の構想では、ここまではっきり表現する気はなかったんですけど、ジニ先生が「出てけ」って言うシーンを入れてみたら、ギルティが予想外にへたれてしまい、こんなことになりました。


以下、投稿者コメントで画面に表示させた訳詞です。(最初は画面上部に表示してましたが、読みにくいとの指摘をうけて、画面下部表示に変更しました)
PV内容に合わせてありますので、誤訳意訳多々あると思いますが、ご容赦を。
「」内は、歌詞じゃなくて、ジニ先生のツッコミ台詞です。


僕の友達はいつもいう
君は愛を安いおもちゃのように扱う
それがどうした? たいしたことじゃない
僕は僕の好きにやるだけ
それについては疑いようがないね
確かにそれが僕のいつものやり方

僕は愛を高く高く積み上げて
そして壊して巻き戻す
この機会を逃したって僕は気にしない
僕のおとぎの国はどこか別の場所にある

満ち足りた愛と人生はゲームのように招くだろう
ここだけの話 僕はそれが現実かもしれないと思う
僕はただひとりの女性を求めてるんだ
僕と運命の赤い糸で結び付けられた
信じられるかい?
僕はさまよい続ける そのときまで

ひどくぶたれたよ
前の彼女にさ 「どうせ君が悪い」
死ぬかと思った 「いっぺん死んどけ」
思い出したくもない 「で、またやる」

次のターゲット見つけるよ
まだ目標が定まらないけど
歩き回っては、ずっと探している
そして僕は何度でも巻き戻す
まだ見ぬ彼女は僕のものさ
僕の凄いプランは将来実現するはずさ

満ち足りた愛と人生はゲームのように招くだろう
ここだけの話 それが本当かもねと思う
「もういい、出ていけ」

ただひとりの女性を求めてるんだ
僕と運命の赤い糸で結び付けられた
ねぇ、信じられるかい?
僕はさまよい続ける そのときまで

(※ハイパーギルティタイムのラップ)
言葉を込める必要はない
僕が欲しいのは君の身体だけ
女神が跪く 僕の前に
歴史的瞬間だね
こちらへどうぞ、美しいお嬢さんたち
結婚式を挙げたいって?
待ってくれ まだ決められない
少し時間をくれ 頼むよ

この機会を逃したって僕は気にしない
僕のおとぎの国はきっと別の場所にあるから

満ち足りた愛と人生は揺れるだろう
ゲームのように
僕と君の間で
それが真実なのかも

まだ見ぬ彼女は僕のものさ
僕の凄いプランは将来実現するはずだ

満ち足りた愛と人生は
招くだろう ゲームのように
僕と君の間の
それは本当なのかも

ただひとりの女性を求めてるんだ
運命の赤い糸で結び付けられた

それを信じる?

僕はさまよい続ける
そのときまでずっと


しかしねー、後半ギルティがこんなにへたるとは思ってもみなかった。
ジーニアスに拒絶されたのが、そんなにショックだったのか。
2度目の Can you believe it? のあたりなど、最初はもっと情けない顔してたんですが、頑張ってあそこまで修正しました。

ジーニアスとギルティの従兄弟設定とか

麻弥さんが日記コメントに投下してくださった設定の転載許可をもぎとってきました!
全寮制の学校の制服(ホグワーツとかシュロッターベッツとか!)を着た14歳のジニギルとか妄想したら、もう、もう、萌え死ぬる。でも、いくらなんでも、それの捏造は無理。無理だと思う……無理じゃないかな……いや、なせばなる……いや……。


以下、麻弥さんのコメントの転載です。
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今、自分の中に何かが降りてきました。
このギルティとジーニアスは、同じ年のいとこで、幼なじみなんですよ。
母親が仲のよい姉妹で、小さい頃からよく行き来して兄弟同然に育っていて、中学生の終わり頃に父親の仕事の都合で引っ越して疎遠になっていたけれど、大人になって、職場が近くなって、またつるみ始めて。
頭いいけど人とコミュニケーションをとるのが苦手なジーニアスは、ちっちゃい頃は、人間関係でトラブルがあると口だけはうまいギルティになんども助けてもらって。
で、ジーニアスはいつの間にかギルティを好きになってたんですが、空気を読むのはうまいギルティは気づいていても自己暗示で気がついていないことにしてて。
中学生くらいのときに、ちょっとバランスが崩れそうな危うい空気になったことがあったけど、離れて年月がたったことで、ギルティの中ではそれは「なかったこと」になっていて。
ジーニアスはそんなギルティの気持ちをわかっているから、話し相手でいいと考えている。


この場合は、「いとこ」くらいの距離間がいいんですよ。
同じ年で、顔がそっくりだから、小さい頃はお揃いの服を着せられて、道行く人たちに「あらかわいい。ふたごちゃん?」と聞かれて、面倒だから「そうなんですよ」と答えているお母さん。それを聞いていて、ジーニアスは自分とギルティは「ふたご」なんだと思いこんでいたんですが、お父さんとお母さんは違うし、なんかおかしいなあ…と思って親に聞いたら、実は「いとこ」だったと知ってショックを受けるのです。
いとこは血のつながりはあっても、双子や兄弟ほど強いものではないから…いつ、つながりが切れてしまうかわからないという気持ちが、執着に繋がればいいな!みたいな妄想でした。
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