エディットPV『KAITO/流浪の詩』を投稿

2ヶ月ぶりにDIVAのエディットPVを投稿しました。
【エディットPV】KAITO/流浪の詩【Project DIVA F
D
http://nico.ms/sm21794916


DIVAのエディットを始めた頃にニコニコ動画の関連動画から偶然たどり着いて気に入った曲です。
間奏部分を聴いたときに、スローモーションで振り返るメモリアさんとMEIKOさんの絵が思い浮かんじゃったので、これはもうエディットPVを作るしかないなとマイリストしました。
KAITOの初期曲『wanderer』に通じるところがあるのも気に入った理由だと思います。


青い人は私の作るPVの中では死んでたりチンピラだったり悪役だったりしたので、ようやくマトモに扱って義理が果たせたような気がいたします。いや、ギルティも使ったけど、なんかいきなりBL設定(BLは見る人を選ぶ……。原曲がBL設定だから仕方ないんだけど)だったしねぇ……。
でも故郷も家族も友人もを失って流離う設定なので、不憫なのには変わりないかもだ。


以下、【エディットPV】KAITO/流浪の詩【Project DIVA F】 の制作メモです。


最初はレクイエムモジュールでとも思っていたのですが、『wanderer』のイメージならノーマルKAITOでもいいんじゃないかと、ノーマルKAITOで。元動画の作者のイメージでは、KAITOはスミレモジュールだったみたいですが、f/Fにはスミレモジュールないですからねぇ。extendでのPVの作り方は分からないし、やっぱりFで見たいし。


ステージ選びもいささか難航。
歌詞にある、風が吹いていて空が青く澄んでいて人のいない街のあるステージなんて見当たらない。
「街の通り」や「小さい家のある丘」は可愛くデフォルメされてて、シリアスな内容には不向き
最初は「荒廃した塔」を使おうと思っていたのですが、「形変わらぬこの場所」というには破壊されすぎてる。
結局廃墟のある「約束の場所」と風が吹いている「草原」を交互に使うことにしました。あんまり街っぽくないけど。
回想シーンは「自然ステージ」。街のはずれとかそんな感じで。


モーションは踊らせず、歩いたり上見たり下見たりをスローモーションで。



冒頭は「約束の場所」。この角度は実はあまり美人に見えないんだけど、長回しカメラなので、どうにも手が出せなかった。
モーションは「悲しい2」。


ロングになったら、少し位置を変えて、モーションつなぎ。


カメラの向きを変えて「草原」。モーションは「大仰な挨拶3(男性)」。「フィルムノイズ」エフェクトを1%でかけてます。

歌い出しは再び「約束の場所」で、ループモーション。俯瞰する感じで、「悲しい2」。



回想シーン。視線の先に「懐かしき友」がいるわけです。
「ループモーション2」に笑顔の表情。KAITOは全編通してほとんど「苦悶」の表情なんですが、回想シーンとラストシーンだけは別。エフェクトは「レンズフレア6」。



現在に戻って伏目の表情。回想から戻ると表情が変わるところが撮りたかったのです。続く動作のためにキャラを埋めて高さを調節してます。モーションは「悲しい2」


花の上に屈みこむのは、DIVA f/Fのモーション補間を使ってます。「悲しい2」→「阿波踊り1」。この補間が上手くいったのが、すごく嬉しい。
そこからさらに補間で「バラード2」につなげて、立ち上がらせます。
足元が映らないのは、埋まってるから!


一瞬の回想シーンを挟んで、位置とカメラを変えつつ、「バラード2」モーション。女の子のモーションなので、手は映さない。



「草原」ステージで「悲しい2」。「空青く澄む場所」に見えるかどうかは微妙ですけど。
(後日、ある人のエディットPVでイメージぴったりの青空と雲の背景を発見。「これ、どこですか?」と尋ねたら、単色青背景に雲のエフェクトをかけたとのこと。その手があったかー! もっと早く知っていれば!)



岩をなでているので「ループモーション2」。ノーマルモジュールを使い、モーションの使い回しが多かったため、容量は最終的に91%。



目を映さないとか、口元を映さないというカメラワークをやってみました。
角度調整がシビアなので、別キャラのモジュール(レンとか)にすると、目までしっかり映っていたり、髪の毛しか映らなかったりと不具合が起こます。



回想シーン。「自然ステージ」に、「楽しい」モーションのメモリアミクさんと「こっちこっち」のノーマルMEIKOさん。
エフェクトは「レンズフレア6」。



歌の内容としては繰り返しなので、映像の変化をつけるのが大変でした。



伴奏がなくなって、孤独感があふれるシーン。イメージ通りに表現できたと思います。
前をちらちらする葉っぱが邪魔ですが……。



この涙エフェクトははっきり見せるとギャグっぽいので、目は映さないようにしました。
モジュールをレンにすると、バッチリ映っちゃうんですけど……。



回想シーンのメモリアミクさん。振り返りは「楽しい」→「演技1」77%の補間モーション。
PVを作るきっかけになったシーン。作るのが楽しみでした。



回想シーンのMEIKOさん。振り返りは「こっちこっち」→「困る」の補間モーション。DIVA Fには、手を上げずに左を向くポーズというのが存在しないようで……。
最初の構想では、ミクとMEIKOのどちらかが家族でどちらかが恋人のつもりだったんですが、作ってみたら、どっちも家族でいいやと。妹と姉ですね。今はもうこの世界には居ない人たちです。
(対になる曲によると、残留思念だか幽霊だか別の次元に飛ばされてしまった人だか分かりませんが、この場所でKAITOを待っている人がいるようです。ちなみに声はKAIKOさん)



回想シーンのKAITO。まだ若くて不幸を知らない時の「笑顔」です。同じモジュールなのに、表情の眉の位置が違うだけで、随分と幼い感じになりますね。予想外でしたが、うれしい誤算。



こっちと比べるとよく分かるかと。



振り返りは「悲しい2」→「演技1」の補間モーション。
口が動いてないのは、この時点では「流浪の詩」が響いているのは彼の心の中だから。想い出になったときにやっと、言葉として口から出る。



このあたりのシーンはイメージ通りにならなくて試行錯誤。「灯にして」の表現が難しくて。とりあえず「斜光(右)」とか。
確か表情は「決意」かなんかだと。



石畳の道を歩かせたかったんです! でも、高くなっているので、歩かせようとすると埋まっちゃうんです……。
仕方なく石畳の側を歩かせましたが、やっぱり足元が埋まってるので、足元を映せませんでした。